ファイナル・ゲーム3
セルティックスの2連勝で迎えた第3戦、
舞台は一転レイカーズの本拠地で行われました。
ファイナルで2連敗から優勝したチームは、
NBAの長い歴史でもわずか数チームのみ。
レイカーズとしては実に厳しい状況となってしまいましたが、
とりあえずは1勝する以外、優勝への道はありません。
一方のセルティックスは22年ぶりの制覇へ、王手をかけて挑みました。
これまでの2戦、オフェンス力を全面に押し出してきたレイカーズですが、
この試合では見事なディフェンスを見せました。
今ファイナルで平均25得点をあげているピアースは、
前半でわずか2得点と沈黙。
ガソルとのマッチアップを優位に進めてきたガーネットも13得点に終わりました。
生命線のビッグ3のうち、2枚を抑えられたセルティックスは当然苦戦します。
FG20本中12本成功で36得点をあげたコービーが引っ張るレイカーズは、
ガソルとオドムが不調だったものの、伏兵ブヤチッチが魅せてくれました。
今季成長著しい若手ガードはコービーに続く20得点。
特に逆転されて迎えた試合残り1分53秒、
値千金の3ポイントをヒットしたことで、勝利を大きく引き寄せました。
結局このブヤチッチのシュートによって盛り返したレイカーズが、
87対81でようやく1勝目をあげました。
次の試合を手堅く勝ってタイに持ち込めれば、
優勝経験豊かなフィル・ジャクソン率いるレイカーズにも芽が出てきそうです。
なにより両チームの主力の勝負強さが明暗を分けそうですね。
コービーは言わずと知れたミスター・クラッチですが、
ガーネットは土壇場に弱いと言われ続けてきました。
もちろんピアースという心強いオプションもありますが。
いずれにしろ第4戦は今ファイナルを占う上で、非常に重要なものと言えるでしょう。